1.切断
(1)のこぎり ーーー弓型の金鋸、糸鋸、全方向鋸(針金に螺旋状に刃がついているもの)
いずれもホームセンターや100均で購入したものです。木、プラスチック、アルミ等々、いろいろなものの切断に使っていましたが、最近は直線切りが多いためか、カッターを使うことが多いようで出番が少ないみたいです。まあ、まっすぐ切るのがあまりうまくないから、かもしれません。
(2)カッター ーーー普通のカッター、P-カッター
文房具店、ホームセンターなどで入手。プラスチック、アルミ等の板の直線切りでは、カッターで溝を入れて曲げて折り切ることが多かったようです。こういう加工方法なので、外形が丸いロボットが多い中、Reverseのロボットは丸そうに見えてすべて直線切りでできています。
(3)ルーター ーーーホームセンターで3000円位のセット品を購入。
アートルーターというやつです。電動で細いヤスリやドリル、小さい丸鋸刃などを高速で回転させる道具で、プラスチック板の切断、板の面取り、プリント基板の穴あけ等に使っていましたが、使いすぎて空回りするようになってしまいました。あると結構重宝します。
(4)やすり ーーー 100均
切ったあとの仕上げに便利。
2.穴あけ
(1)ドリル ーーーホームセンターで2000円くらいのセット品購入。ドリル先は別途追加購入。
固定用のねじ穴、配線を通す穴など、ロボットを作る時にはたくさんの穴を開けます。ハンドドリルでは大変なので、一つ電動ドリルを持っておくといいでしょう。電動ドライバーではなく、電動ドリルにしましょう。インパクトドリルは要りません。ドリル針が引っかかったときにクラッチが切れる方が、子供が使うには危なくないかもしれません。特に大きい径のドリルでは部材が回って危険なことがあります。よく使うドリル針は、M3ねじ用の穴の3.2mmでしょう。
配線用の穴は、3.2mmの穴を開けてから、「タケノコドリル」で穴を広げていきます。「タケノコドリル」も12mmと20mmくらいのを使っています。大きな穴用のホールソーもありますが、片手で使うドリルでは危険ですので使っていません。大きい穴、長穴等を開けたいときは、いくつも穴を開けてニッパーで切り、あとはヤスリやルーターで仕上げます。
(2)ルーター ーーー切断のところと同じです。小さい径の穴をあけるには便利。
(3)ピンバイス ーー100均で購入。1.0mmの穴を手で開けられる精密ドライバーのような形のドリルです。大きい穴の位置を正確に決めたいときに、センターポンチの代わりにピンバイスで中心に穴を掘ってからドリルを使っています。
3.組み立て等
(1)ドライバー&スパナ ーーーホームセンターで購入
M3ねじ用の+ドライバーの他、マイナスドライバー、M3ナット(5.5mm)用のドライバ、M3ナット用のスパナ、ラチェットスパナ、モンキーレンチ、六角レンチなどなど、基本的なネジ、ナット固定のための工具が必要でしょう。あと、精密ドライバーのセットがあると便利。ダイセンモーターの分解などには必須です。
(2)ペンチ類
大きな力が必要な切断等のため、少し大きい目のペンチと、細かい作業用のラジオペンチ、大小ニッパーと、最近ネジ山のつぶれたネジ用にネジザウルスを買いました。
4.電気関係
(1)テスター ーーー電子部品屋かホームセンター
最初は高級なものは要りません。電圧と導通(抵抗)が確認できればOK。1000円程度のもので十分です。まずはちゃんとした使い方を覚えるところから。
(2)電池チェッカー (テスターで十分)
(3)ワイヤストリッパー ーーー電子部品屋かホームセンター
電線の皮を剥く道具で、慣れていればペンチやニッパーで十分なのですが...よく芯線を切ってしまうので、最初のうちは専用の工具を使ってもいいでしょう。握るだけで皮を剥いてくれるタイプのものから、芯線の太さの穴があいた大きなニッパーのようなものまで、使いやすいものを選びましょう。
(4)圧着工具 ーーー電子部品屋
TJ3の配線のコネクタはXHコネクタというものですが、そのコネクタに電線を取り付けるピンを圧着する工具があります。最初は圧着済みの電線を購入するのもありですが、ラジオペンチ等でもうまくやれば圧着できます。ただ、試合中に線が抜けたり...など、信頼性に問題も。最近圧着工具(エンジニアのPA-09)を買いましたが、本当に簡単に確実に圧着できました。信頼性のためには工具を使った方がいいです。
(5)半田ごて ーーーホームセンター
20~30Wくらいのもの。普通のを使っています。ニクロムヒーターのもの、セラミックヒーターのもの、90Wモードのあるやつ、電池式のものなど、いろいろ持っていますが、普段使っているのは1本だけです。
他にもあるかもしれませんが、今思いつくのはこれくらいです。また思いついたら追加します。