ロボカップジュニアサッカーに参戦していたTeamReverseの徒然を記すブログです
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2012年04月05日 (木) | 編集 |
Reverse父です。

ジャパンオープンから少し時間がたって、世界大会出場チーム以外は落ち着いたのではないかと思います。
個人的には、今回のジャパンオープンで、強制移行ルールの良い点、悪い点が両方見えた気がしています。

良い点としては、やはりニューフェースの台頭でしょうか。
これまでなかなか全国まで来られなかったチームがたくさんジャパンオープンの場を経験できたこと、全国上位レベル、世界レベルのロボット、チームを間近に見られたこと、また交流で情報を得られたこと、何よりも全国に同じようにロボットに真剣に取り組む多くの友達ができたこと、それらは、今後の活動を大きく変えることになるきっかけになることでしょう。参加したチーム、メンバーがそれをどう活かすか、またブロックやノードに帰ってから他の(全国に行きたくても行けなかった)チームの人達にどう伝えていくのか、これからの活動次第かと思います。決して勝つことだけが大事なのではない、今回の大会で何を学んだか、それを今一度考えてもらえれば、と思います。
今年の大会で象徴的だったと個人的に思うのは、ライトウェイトの決勝戦。moonは一昨年オープンリーグでジャパンオープンに出場し、予選敗退でした。昨年はブロック前にロボットを新作して失敗。ジャパンに届きませんでした。今年は満を持してのリベンジ戦。最多得点賞の実力は本物です。一方のSeeLeも昨年のジャパンオープンで予選敗退。小学生チームに完敗し、リベンジを誓って開発を続け、戻ってきたそうです。両者、一度は苦杯を舐め、それを乗り越えての栄光。何を学び、どう活かすか。多くのチームのお手本であり、目標となるチームなのではないかと思います。失敗したこと、負けたこと。全く無駄にはなりません。次につながる一歩だと思います。

一方で悪い点。まだまだ経験も少なく未熟さを露呈してしまったチーム。しかし組み合わせくじ運、あるいは対戦相手の不調で、予選リーグを勝ち上がってしまったチーム。ジャパンオープンで経験したことを活かして、もう一度リベンジしたい、と思っていたのに、オープンリーグやBリーグに強制移行…まだまだそのリーグで勉強することがたくさんあったのに…というチームがたくさんでているかもしれません。今年のオープンリーグのおとなしさは、その結果かもしれません。
強制移行で行った先は強豪揃いで、ロボットも選手も強い…また負けてしまった…そういった強いチームとの対戦のために経験を十分に積み重ねることも出来ずに、大敗だけが続く…そう思っているチームもあるかもしれません。
でも私自身はそれほど悪い点だとは思えないんです。考え方を少し変えてみてください。試合には負けたかもしれません。でも対戦相手は勝つだけの何かを持っていたはずです。ロボットはどんな動きなのか、あるいは試合中の選手は何をしているのか、どこを調整しているのか、ロボットにどんな工夫があるか、それが試合にどう活きているのか、その相手から学べることは、たくさんあるはずです。地元に強いチームがいないかもしれません。全国で強いチームと対戦できること、ラッキーなんです。強いチームほど、学ぶべきことをたくさん持っているはずなんですから。そんなチームを参考にすれば自分たちも強くなれる。あるいはそのチームに勝とうと考え続ければ、そのチームよりも次は強くなれるかもしれないんです。対戦しないと決してわからないこと、身を持って知ったはずです。負けたことを悔やむより、どうすればいいか、次のステージを見据えて活動してほしいな、と思います。
強制移行の最上位に位置づけられるサッカーBリーグ。他のリーグから見れば別次元の高度なロボットのオンパレードでした。もちろん世界大会常連のチームもたくさんいます。高校生、高専生、あるいは大学生までいます。電子回路を駆使し、プログラムも高度、スピードも別格だし、ドリブルやキックも強力です。さらには画像認識やオムニホイールの自作までしてしまう人たちもいるのです。強制移行でこのリーグに入っても、そんな人達にはちょっとやそっとでは勝てないでしょう。でも彼らも同じジュニアカテゴリの選手なんです。経験の豊富さよりも、彼らがこれまでたくさんの時間をかけ、たくさんの実験をし、たくさんの試作と製作を繰り返してきたこと、さらに強いチームは何度も試合で悔しい思いをして、それを超えてきたこと、それが彼らの力だと思うんです。
勝つことだけを目指すのではなく、勝とうと思うのであれば何をすればいいのか、考えるチャンスだと思います。今回、昨年のライトウェイト世界大会出場の宗高アマテラスさんは、(Reverseと同じく強制移行ではなく意志で)サッカーBに挑まれました。世界のサッカーBを知り、そこに至るにはどうすればいいのか、考えた末の連続世界大会出場権獲得かと思います。試合はあまりみていないのですが、考えて、実践することで、不可能は可能になる。そんなことを示してくれたように思います。メキシコでの活躍を期待したいと思います。

ジャパンオープンに参加した多くのチーム、あるいはノード、ブロック敗退でジャパンに出られなかったチームも、経験したことを次に活かしてもらいたいなと思います。

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