ロボカップジュニアサッカーに参戦していたTeamReverseの徒然を記すブログです
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2013年05月08日 (水) | 編集 |
Reverse父です。

今回、ReverseはサッカーBに参戦して初めてジャパンオープン公式戦に出場できました。
残念ながら、今回採用になったアウトオブバウンズ対策を仕切れず、線から出てしまうことが多かったReverseのロボットは退場を繰り返し、相手にたくさんのペナルティ点を献上し、自滅しました。予選6試合で3勝3敗の勝率5割。29チーム中14位(5割越えの12位までが予選突破)で、予選敗退です。
結果としては、事前の状況で予想された通りでした。
それでも全国大会という場で、多くのチームと対戦ができ、また旧友や新しい友だちと交流したり、制御すればできるんだ、というハイレベルな試合も見せてもらえたり、と有意義なジャパンオープンでした。
参加したチームの皆様、対戦の場を作っていただいた運営スタッフ、審判の皆様方に深く感謝申し上げます。

チームの結果については、まあ、しかたありません。昨年は四国ブロック大会で敗れ、ジャパン枠が1つでしたので、ジャパン出場はなりませんでした。ですので、チームメンバーは今年も四国で敗れた時点でジャパン出場の可能性を考えることができませんでしたし、そこで採用される新ルール対応に力が入らないのも当然です。来年のことは不透明でしたしね。
本気でやり始めたのがチームが出場確定の連絡をもらった4月上旬ですから、1ヶ月でできることをやった、が、Reverseがとったアプローチは難しすぎて完成しなかった、ということです。Aライトでやったようなもっと単純な方法なら制御できたかもしれませんが、本人たちは決めたアプローチを変えようとしなかったのでしょう。
他のアプローチを試す時間はなく、また、2012ルールに対応した機体はあれ以上スピードを落とすことができない仕様(ギア比と電圧の関係で、あれ以上パワーを落とすとモーターが止まってしまうらしい)で、どうにもならなかったようです。
Reverseが四国ブロックに所属している以上、必ずブロック大会で王者M Robotsさんと当たりますので、チームメンバーは、そのM Robotsさんと互角に戦えるロボットを目指して一年間開発を続けてきました。そう、2012ルールでです。おそらく2012ルールでメンバーが作れる最高の機体を作り上げたと思います。実際今年のジャパン優勝のM Robotsさんと2012ルールでは互角に戦ってましたし。あの機体が本気で走り回る姿が見られなかったのが残念ですが、2013ルールでは不必要なスピードだったようですね。今年のAオープンやAライト決勝戦のスピードを見れば、2013ルールの意図は理解出来ますし、その意図に沿った高度な制御ができたチームも複数あったので、単にReverseが枠から出ない制御をしきれなかっただけなのです。
まさに、クルミラさんのところで書かれていた「今年はフィールドに残ったチームが勝つ」でしたね。でちゃったReverseはサッカーではなく反則に負けました。相手が攻めてくるよりもこっちがボールに突進して出ちゃって終了、ばっかり。予選初日にゴールにボール入れられたの1回だけだったらしいのに、反則で何十点取られたことか。
とはいえ、幸いなことに、Reverseは予選で最多の6チームと対戦することができました。対戦相手が周りに少ないサッカーBでは幸運なことです。しかも、今回は予選3チームリーグで試合が少なかったり、対戦相手が全く動かない、来ないなど、試合自体ができなくて不戦勝とか、そんなことがあったようなのですが、Reverseの対戦相手チームは皆ちゃんと動くロボットをもって対戦してもらえました。ありがとうございました。
そんな予選6試合のうち、2日目の小町innovation戦は、ものすごくきちんと攻めて来てくれる強いチームで、負けましたが「サッカーをやった」と思える試合だったようです。もともとお友達でもありますし、とても楽しそうな試合でした。(周りから見ると仲良く楽しく和気あいあい、の試合に見えてましたが、本人たちはやはり負けると相当悔しかったようです。楽しそうでも、試合中は勝つための最大限の努力をする、ということは忘れていなかったようです)

もちろん四国でのスピードのままキッチリ制御ができれば上位に食い込むこともできたかもしれません。まあ今のハードでは制御が根本的に不可能だったのか、単なる時間不足だったのか、私にはわかりません。でもCIAOさんやNitroさんの様に高速で制御も効いたすばらしいチームもありましたので、別のアプローチを極めれば制御もできるのでしょう。そういう意味では残念ですが、全国大会で各地のチームと戦えたことは純粋に良かったと思います。少々残念なのは、バリバリに高速で制御の効いたCIAOさんやNitroさんと対戦して、「サッカー」で負けたかった、ということでしょうか。その方がチームメンバーもすっきりと力不足を認められたでしょう。
ボールを追わずに枠から出ない制御で勝つのがいいかどうかわかりませんし、動くのが遅くてそうなったのか、制御ができなくてそうなったのか、意図的なのか、よくわかりません。ただ、別の試合では凄く動いていたのにもかかわらず動かない制御に変えて、試合途中で対戦相手が戦意喪失するような試合はできればしてほしくなかったと思います。もし意図的にそういうことをしたのであれば、ロボカップジュニアで何が大事なことなのかをもう一度ルールを読んで猛省してもらいたいと思いますね。リアルサッカーでも無気力試合やベストメンバーを意図的に出さないと制裁を受けることを知っているのでしょうか?「勝ち負けではなく何を学んだか」がロボカップジュニアで最も重要な理念であることを共有できないチームとは、交流も遠慮します。長いことロボカップジュニアに関わってたくさんの試合をしてきた最後がそういう終わり方だったのが心残りです。おそらく今回のことで、チームメンバーはもうロボットサッカーはやらないでしょう。気力的に持たない、でしょうし、そういうのが一緒にいることすら許せないようですので。ただ、一緒に戦ってきた仲間と思えるチームを応援はして行きたいと思います。

今回のサッカーBでは対戦相手に対して敬意を払えない未熟なチームがたくさんあったようです。対戦相手がいる以上、最高のパフォーマンスを持って戦うのが礼儀でしょうし、ルール上許されることであれば何をやってもいい、というわけじゃないでしょう。こういうルールの隙間をついた消極的な試合を避けるために、1台はボールを探して近づけるようにしなければならない、というルールの採用が追加されていましたが、どこまでそれを反則ととるのか、初のルール適用で難しかった部分ともいえるでしょう。まあ、そんなことをしてくるチームがいること自体が残念です(うまく動かせないのはしょうがないですけどね)。サッカーしましょうよ。サッカーを。ボールを相手ゴールに入れるのがサッカーですよ。反則点稼ぐのがサッカーじゃないですよ。サッカーAの子たちの方がよっぽどちゃんとサッカーしてましたよ。ホント。
まあ、製作が間に合わなかったり、直前に壊れてしまったり、それぞれいろいろな事情があったかもしれませんので、一律に皆が皆悪いというつもりはありませんが、少なくとも自分の試合の時間に試合場所に来て審判と相手チームに挨拶くらいはしろ、と言いたいです。あるいは、スタッフをしてくれている先輩や大人の忠告やアドバイスはきちんときくべきでしょう。ロボカップジュニアに関わっている人は専門家ではなくても数多くの経験や知識をもった大人が沢山居ます。これまでにも危険なことなど沢山見てきている人たちも居ます。そういう人たちの忠告はありがたく聞きましょう。所詮ジュニアはジュニアです。知っていること、経験したこと、できること、やはり子供は子供なのです。素直になりましょう。パドックで充電しっぱなしや、ゲームをしているなど、サッカーAノード大会の初心者じゃないんだから、そういう基本的なことができていないチームが最上位リーグのサッカーBのジャパンオープンにいること自体、残念です。きちんとノード大会やブロック大会を勝ち抜いてきたチームはそんなことはないはずだと信じたいですが、現状のサッカーBでは選抜されるほど沢山の参加チームがないために、こういう不届き者までジャパンに来ちゃうということかと思います。
2013ルールではサッカーB相当の競技しかありませんが、日本国内の大会がどうなるかは私にはわかりません。とはいえ、世界を目指す上位リーグは今回のサッカーBになるのは必至でしょうから、もっと参加チームが増えてノードやブロックで切磋琢磨・選抜・淘汰されて、ジャパンにふさわしいチームが集う場になってくれることを願いたいですね。
ロボットが好きだったり、技術を磨きたかったり、ロボットサッカーでの対戦を楽しみにしていたり、他のチームとの交流を楽しんだり、そういうことをするために、もう一度基本に立ち返って何のためにロボット活動をしているのか、よく考えてほしいと思います。

もちろん、こんなことを言う必要のない、お手本になるようなすばらしいチームもありましたし、そういうチームはやはり強かったと思います。
M Robotsさん、クルミラさん、CIAOさんのトップ3は、やはり世界レベルでした。それぞれのチームが違う考え方で制御しているのが見えて素晴らしかったです。最終日の準決勝、決勝の試合は納得の2013サッカーゲームでした。そう、こういう試合が見たかったんだ、というのを目の前で見せてくれて、本当にありがとう。前日に「これぞサッカーだ、という試合を見せて勝ってね」という重い荷物を背負わせてしまったM Robotsのみんな、本当にありがとう。君たちはやっぱり最高のチームです。試合見ながらうれしくて涙出てました。こんな最高のチームが近くにいてくれてReverseは幸せでした。

まだ今年の短期間で新ルールに対応できたチームが5〜6チームくらいだったということかと思いますが、来年はもっとチームも増えていろんな制御を試した多くのチームがこういうハイレベルな「サッカー」の試合を見せてくれることを期待したいと思います。

Reverseとしての本格的なロボット活動は今回のジャパンオープンをもって一旦停止します。メンバーもそれぞれロボット以外にやること、やらなければならないこと、やりたいことがたくさんあるようです。年齢制限で残された時間も少なくなってきますし、今までと同じような活動にはならないと思います。RCJサッカーに対する気持ちも切れてしまっているようですし、しばらくは冷却期間が必要かもしれません。が、でもやっぱりものづくりが好きで、ロボットが好きで、いつもの仲間と一緒に何かをやっていこう、そんなことを考えられるように、いずれ気持ちが変わってくることがあることをメンターとしては期待したいと思います。

Reverseとしてロボカップ参加のための定期的な活動はありませんが、ブログは一応そのままおいておくこととします。更新はジャパンオープンで感じたことを書き終えたら、これまで以上に不定期になると思いますが。

私自身は、ReverseがReverseとして活動しなければReverse父というメンターではなくなりますが(便宜上、HNはReverse父のままいくことにします)、立場上今後もいろいろな形でロボカップジュニアには関わっていくことになると思います。
なんせ次の世代を育てる仕事、楽しいですから。真剣に取り組むロボカッパー達は最高です。


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