このせとうちオープンで本当のビッグフィールドに近い4倍Bコートのゲームを実施しようと、M Lab父さん、広島ブロック長さんと一緒に画策してきました。広島ブロックのBコートはブロック長お手製ですが、最初からビッグコートのことを考えて連結できるようになっています。愛媛ではノードでタイルカーペット(ジャパンのは高いので、安いコ○ナン製ですが..)を使っていますので、それを持ち込んでフィールドを作りました。Bコート2面分の壁と、タイルカーペット(50cm四方)80枚で、5m×4mの巨大コートを作りました。
設営中(photo by K田君)、下のBコートと比べるとその巨大さがよくわかります。

出来上がったビッグフィールドで早速調整中。

そして、チーム分け。当日ホワイトボードで発表です。ライトもオープンも、AもBも関係なし。アウトオブバウンズ対策ができていないAのチームも楽しめるよう、Aのチームはペナルティなしです。

ルールも当日発表(というか、2014公式ルールがありますが、英語ですから...皆知りません)。ホワイトボードに書いて、チームキャプテンに説明しただけ。それでもみんな対応します。この対応力がロボカップジュニアのすごさです。

ノード、ブロックを出ると、どんなコートなのか、ルール対応もどうなのか、地域によって違ったりします。カーペットの材質が違ったり、ルール解釈でいろいろ審判に指摘されることもあるでしょう。そんなときに文句を言っていても始まりません。世界大会ではもっと過酷です。抗議するにも英語でやり合わなければなりません。このビッグフィールドゲームは、2013オランダ世界大会で初めて開催されましたが、全く参加チームには知らされておらず、現場でいきなり巨大コートを見せられ、その場で対応することを求められたようです。強いチームは、この現場対応力がすばらしいのですよ!
さっそく、スーパーチームで集まり、メンバーが戦略を相談します。経験の長いお兄さんお姉さんメンバーが、ちゃんと小学生メンバーにも対応して一緒のチームとして活動します。このおかげで、なかなか敷居の高かった強豪チームのお兄さんお姉さん達と仲良くなれた初心者チームもあったんじゃないかな、と思います。

実際のビッグフィールドゲーム。フィールドの面積に対してロボットが少ないので、本当のサッカーみたいでメチャクチャ面白い!!ゴールの大きさはBコートのままですから、なかなか点が入りません!ゴールシーンは選手も観客も大興奮です!!Bオープンのスーパーマシンの間を縫って2輪マシンがボールを運ぶ姿、すごいですよ。百聞は一見にしかず。既に参加者がYouTubeにあげてくれていますので、ぜひご覧下さい!!
ビッグフィールド1
ビッグフィールド2
ビッグフィールド3
ビッグフィールド4
ビッグフィールド5
ビッグフィールド6
最後の方は、オープンの高校生達が、ロボットにスマホを積んで、ロボット目線の動画をとっていました。ロボットの後ろからはロボット目線映像が見えます。



5on5は、このオープン大会のフィナーレにふさわしい、本当に皆が一体になれるすばらしいゲームになったようです。
最後に、このビッグフィールドにロボットを並べて記念撮影。メンバーの入った写真もあるのですが、ここではロボットだけで。なぜか中央に陣取るReverseのねこ!いやいや、今回は出場してないんですけど...皆がねこを真ん中に、と言ってくれたのが、すごくうれしいReverse父母でした(飼い主は1日目審判してましたが2日目は不在だったんですけど...)。

大きなポスターも本格的!本当にすばらしい大会でした!!